さりげなくアピールする会話術。「嫌味」に聞こえない自慢話のコツ
ストレートにアピールすると嫌味になる
自分でも気がつかないうちに、女性から嫌われてしまう人の特徴はなんだと思いますか?
それは嫌味や自慢話をする人です。
これは一見当たり前のことのように聞こえるかもしれませんが、特に婚活アプリやLINEでの会話の場合は、普通の会話以上に注意しなければいけないポイントがあります。
しかも嫌味や自慢話をする人というのは往々にして「自分では気づいていない」というのが問題です。
本人は無意識なんです。
それに気づかないと、「なぜデートに誘ってもOKしてもらえないのか」、そして「なぜモテないのか」。その原因がわからないまま「なぜかいつも上手くいかない」という悪循環を繰り返してしまうからです。
婚活で特に会話に注意しなければいけない理由は、嫌味や自慢話をしているつもりがなくても、相手にそう聞こえてしまうことがあるからです。
「そんなつもりはなかった」では通用しません。
何気ないたった一言で「この人ないな」と決定される厳しい世界なのです。
だからといって、自己アピール全くしないのも逆にNGです。
あなたの個性を主張しなければ、ただの「つまらない人」になってしまいます。
では、婚活における自己アピールはなにが正解なのか。
メッセージやLINEの会話でどういうやり取りをすればいいのか。
実際に例文をつかって解説していきます。
アピールしたいネタを先に相手に質問してみよう
嫌味や自慢話に聞こえない自己主張の方法とは、「アピールしたい話題を先に相手に質問する」という会話です。
簡単なので、まずは具体的な例文を一つ紹介しましょう。
「海外旅行が趣味で、来月もハワイに行きます。3回目です。」
もしも、会話の中でこんな発言をしてしまったら、相手はどう感じると思いますか?
「だからなに?」「自慢?」
で終わりますよね(笑)
相手にそう思われたら、100%会ってもらえません。
それどころかそれ以降スルーされて音信不通になってしまいます。
海外旅行が趣味であるということ、来月ハワイに行くということ、そして3回目だということ。どれも真実かもしれませんが、それは相手から見ると嫌味や自慢話にしか聞こえないんです。
でも先ほども書いたように、もしも本当に海外旅行が好きで、3回目のハワイに行く予定があるのなら、それをアピールしない手はありません。
嫌味や自慢話に聞こえてしまうことを恐れて自己主張しなければ、「趣味の一つもないつまらない人」で終わってしまうからです。
「じゃあどうすればいいの?」と思いますよね。
安心してください。
簡単です。
自分がアピールしたい話題を先に相手に質問すればいいんです。
例えば先ほどの例で言えば、
「今年の夏休みはお休みとれましたか?どこか旅行に行きましたか?」
という感じで質問します。
「ハワイ」の情報をアピールするのであれば、「どこか行きましたか」ではなく「どこか旅行に行きましたか」と回答の幅を狭めることも大切なポイントです。
すると相手は、
例えば「伊勢志摩に行ってきました。○○さんはどこか行きましたか?」
とか、
「どこにも行けませんでした。○○さんはどこか行きましたか?」
という形で、必ず同じ質問が返ってきます。
そこではじめて「ハワイ」を出すのです。
これなら嫌味や自慢話の雰囲気を完全に消すことが可能です。
しかも、できればもうちょっとアレンジを加えて、
「来月ハワイに行く予定があるので、夏休みは一人寂しく地味に過ごしました。旅行が好きでハワイも3回目なんです。楽しみな予定があるので仕事がんばってます。」
このくらい謙遜した言い回しができればベストです。
海外旅行が趣味であること、来月3回目のハワイに行くこと、これがきちんと相手に伝わっていて、しかも嫌味に聞こえません。
この会話はどんな内容にも応用できます。
例えば、「男なのに料理上手」をアピールしたいとしますよね。
(実際これは女性からの評価が高いです。)
その時に、やはりストレートに「料理が得意です。一人でもよく手料理を作ります。」と言ってしまうと、ただの「自意識過剰」に聞こえます。
しかも、男が女性にこれを言ってしまうと、相手の女性は「プレッシャー」すら感じてしまうのです。
ここでもやはり「先に相手に質問する」という法則で話題をふってみてください。
「普段料理はしますか?」「お昼はお弁当とか作りますか?」
この程度でOKです。
「あなたは?」と返されてはじめて「実は料理するのが嫌いじゃなくて、一人でも作っちゃいます。やるときは結構こだわっちゃうんですよね。」という感じでやはり謙遜しつつアピールすれば、嫌味にならずに「料理上手の男」というモテ要素をアピールできるんです。
これなら、お金持ちアピールでも、有名企業に勤めているアピールでも、嫌味に聞こえず相手に伝えることだってできちゃうんです。
簡単ですよね?(笑)
アピールしない人はつまらない人
繰り返しになりますが、婚活においては自己アピールしない人は「つまらない人」です。
相手から見れば、あなたに関する情報がほかにないのですから当然です。
先ほどの例で言えば、たかが「ハワイに行く」というだけの情報でも、伝え方をちょっと工夫するだけで「海外旅行が趣味なんて素敵。海外に詳しそう。英語話せそう。私も彼氏と海外行きたい!」という風にあっと言う間に相手の気持ちを掴めるんです。
もしもアピールする人とアピールしない人の2人がいたら、どっちがモテると思いますか?
もちろん前者ですよね。
ほんのちょっとした言葉遣いを変えるだけで、「二番手」から「一番手」に昇格できるんです。
なにもいきなり「付き合いたい」なんて思わせなくていいんです。
「キープしておこう」「会うだけ会ってみよう」と思ってもらえればそれが次につながるんです。
婚活は、ここ大事です(笑)